歯を失う原因の約9割は、むし歯と歯周病です。
一生自分の歯でおいしく食べるためには、むし歯と歯周病の予防が重要になりますが、そのどちらも科学的根拠に基づいた予防対策の実施により、比較的簡単に予防することができます。
むし歯予防のためには、フッ化物利用、特に公衆衛生的な対策の実施が重要です。
また、歯周病予防のためには、適切な歯みがきの励行と、かかりつけ歯科医を持ち定期的に予防管理をしていくことが大切になります。
さらに、口腔の健康増進が医療費の大幅に節約につながるということが各種の調査で認められています。つまり、口腔の健康状況が全身の健康状態に明らかに影響を与えているということなのです。 |